かつて、トランスフォーマーのトイといえば、本家の玩具と並んでカバヤの「トランスフォーマーガム」を初めとする組み立て式の食玩シリーズも魅力的なラインナップを広げていました。
それは値段的に玩具を買えない者が代用品として、あるいは玩具を買う前の様子見としてもつかえるほど、玩具そのものの縮小版といってもいいような出来の良いプラモデルだったんですが、ひさしくそんなTF食玩が発売されなくなって久しい昨今、じつはギャラクシーフォース…というか「サイバートロン」の組み立てキットが発売されていました。
・・・上海で。
商品のラインナップは、「ギャラクシーフォース」のビーストプラネットの5種。ファングウルフがラインナップされず(台紙には描かれているが)、代わりに日本未発売のレックルースが含まれています。
販売形態は個別に袋詰めされたキットが、駄菓子屋やタバコ屋の店先などにぶら下がって売られていると言うもの。
台紙に糊で貼付けられたパッケーじをはがして購入します。
パッケージの中身は表のイラストに準じているんですが、そこは「中国製品」中身が違っていたり、ランナーが不足していたりする事もチョクチョクあるようです。(実際、僕が最初に開けたものはパーツが半分しか入っていなかった)
キットの材質はカバヤのTFガムなどと同様の軟質プラ樹脂。
基本的に玩具に準じたパーツ構成で、一部が簡略化されているというのもカバヤテイストが感じられます。
ライガージャックと、フレイムコンボイは「EGモデル」に準じた作りになっていますが、「EGモデル」として発売されていない3キャラはオリジナルの玩具が縮小されています。
販売状態
この状態で店先にぶら下がっている。
他にもゾイドやムシキングなど様々なキャラクターの商品が同様に売られている。
サイズ比較
ほぼ「EGモデル」と同サイズでありながら、細かい変形をこなす。
中身はこんな感じ。
組み立て方法と、変形方法は裏面に印刷されている。
ライガージャックとフレイムコンボイは
「EGモデル」が元になっているがサイズが微妙に異なる。
(右側が「EZモデル」の同型のもの)
日本では発売されていないレックルースもラインナップされている。