ラジコン・ロッキーメイビア


「東京おもちゃショー」といえば、RCメーカーのブースでの新型面白アイテムが密かな見物だったんですが、ここ最近それほどブッ飛んだアイテムが見られなくなってきてしまいました。
そんなわけで今回紹介するのは中国のMEISIDE社の「超級勇士」(画像左)と韓国の「ROBOCAR」(画像右)です。
どちらもラジコン走行が可能なアイテムです。
「ROBOCAR」はデザインなどからK-コップ(J-デッカー)のいんちき玩具と思われます。
ギミックは、カーモード時にコントローラー中央のボタンで前進(RC的機能はこれのみ)、障害物にぶつかるとロック機能が外れてロボット形態に「パタン」と変型します。
ちなみに、同様の変型機能を持つフリクション走行のアイテム(当然サイズは小さい)は以前から多数存在し、K-コップアイテムにも存在(日本未発売)するので、「ROBOCAR」はその商品の「豪華版いんちきアイテム」なのではないかと思われます。
「超級勇士」は、上海のデパートで発見、店頭でそのデキの良さに感動して「売り切れ」の所を無理に展示見本を買ってきたアイテムです。
RC機能で前進、後退、左右旋回が可能で、変型もプロポからの操作で行います。
前輪のステアリングが(形状的に)入っていないため、旋回は戦車等と同様に片側車輪のみの可動で行います(プロポの左の右スティックでそれぞれの車輪の回転、反転を操作)
カーモードでは前輪のグリップが影響して、小回りが利かないのですが、ロボットモードではその場旋回も可能になっています。
この「超級勇士」、買ってから気がついたんですが充電バッテリー使用な為、電圧の違う日本では充電できないのです!(買う前に気付いていても買ったと思うが)
しかも「日本製品を海外で使う変圧器」は簡単に売っているものの「海外製品を日本で使う」アダプターはなかなか売っていないのです。探し回った末にアキバで見つけたのですが、かなりゴテっとした大げさな物になってしまいました・・・

Rat?(ねずみぃ?)


今回はちょっと小ネタです。
トップの画像はわざとわかりにくいアングルで撮っていますが、温泉場のお土産屋で買った「がぶザメライトキーホルダー(RIBBON社製)」です。
この商品は、ディフォルメしたサメ型のキーホルダーで、「口を開くと中のLEDが発光する」というありきたりな物なのですが、トップ画像で紹介した2点がかなり「いんちき心」をくすぐる物だったのでおもわず購入してしまいました。(一個600円もした)
この調子で黄色い方の有名なネズミあたりも商品化して欲しいモンです。

中国ではこうなります


今回も前回に続き中国の「星原玩具」版ビーストウォーズ「BEASTMEN」の商品です。
本来ならサイズがまちまちだったBEASTWARS商品も、ほぼ同一サイズで並べられてしまいます。
ちなみに、オプティマルオプティマスや、ドラゴンメガトロンは本来の物と同一サイズの物が「特大版」として、ラットトラップの本来サイズの物が「小型版」として販売されています。
商品ラインを見る限り、主役級(コンボイやメガトロン)はウルトラサイズやそれ以上のサイズの商品と、小型の物が発売され、それ以外のキャラクターはレギュラーサイズを目安に統一されているのではないでしょうか(ラットトラップやチートァのような人気キャラは大サイズの物も発売?)
「SAVAGERY WARRIOR」時代から「超能勇士」を経て、この「BEASTMEN」シリーズになって行く過程で、商品自体やパッケージが目に見えて良質になって行くのですが、今回のデプスチャージや、ドラゴンメガトロンは元の複雑な変型をほとんど省かない(一部ささいな部分の省略はあるが)まま縮小されるなど、見るべき部分の多いアイテムです。
このあたりは「サイズ変更系いんちき玩具」の最近の最優秀アイテム候補といえるかもしれません。

こんな「いんちき」を待っていた!


こんかい紹介するのは、中国でビーストウォーズ系のいんちきアイテムを出している「星原玩具」の新製品、ビーストマシーンズ版オプティマスプライマルです。
このメーカー古くはメーカー名無記載で、いんちきビーストウォーズ「SAVAGERY WARRIOR」を発売していたのですが、昨年あたりからパッケージや商品のクオリティーの上がった商品を発売し始め(あいかわらずビーストウォーズのコピーですが)今回まったくオリジナルで、本家Hasbroが発売していない「TVデザインに似せた」マシーンズ・オプティマスの発売に至ったわけです。
いままで、韓国などの大手玩具メーカーが日本アニメなどの玩具の「日本未発売」のオリジナル商品を発売していましたが、中国のいんちき玩具メーカー(失礼)がTVに準じたオリジナルアイテムを発売するのは初めてのことかもしれません。
 変型システムは未熟ながらも「ビーストモード」「ロボットモード」に変型可能。
ロボットモードからビーストへの変型方法は、「胴体を開いて頭部の入れ替え」「腕を開いて手首の入れ替え」「腰から下を半回転」というシンプルかつ基本作業。
サイズはリアルビースト(一作目)版のゴリラコンボイと同サイズの物と、メガビーストサイズの物の2サイズが確認されています。
どちらも、変型パターンや添付品は同じ構成で、このあたりは「拡大縮小自由自在メーカー」らしい展開に感じられます。

今年の干支ネタ

正月と言うことで干支ネタです。
馬年と言うことで、HP開設初期に紹介した「かわいいペガサスロボ」の再録です。
(名前は適当につけました)
モノ自体は中国製、メーカー不明のアイテム。
なぜかファンシーな馬がロボットに変型します。
セクシーな目がポイントです。

 

MG ゴッドガンダムは並べませんでした。(まだ買ってないので)

さぁて今回は!
ネオチャイナ代表「ガンダム・チィロンワン」とネオアフリカ代表「シンバ・ガンダム」です!(嘘)
 画像右側は、台湾で購入したドラゴンガンダムのいんちき版(メーカー不明、中国製)です。
バンダイの「モビルファイター・シリーズ」をそのままコピーした物なのですが、カラーリングが本来の緑メインから、赤メインに変更されたことでイメージが違って見えます。(個人的にはこちらの方が好き)
ビームフラッグパーツに何故か「宇宙騎士」の文字が書かれているのもポイントです。
 画面左側は、韓国DONGYANG社の「POWER MAN」です。
韓国で見つけた当初は、笑いネタの為に買ったのですが、ホテルで遊んでみると随所に工夫が見られてなかなか良いアイテムだとわかりました。
本体はSTDのグレート・ダガーンGXをもとにしていると思われますが(本物をいじったことがないので推定)、ガンダム顔を付けたままライオンモードの分離や、グレートファイブの盾とゲタパーツを組み合わせての飛行メカなどオリジナルギミックも多く、変型玩具好きとしては分離後にパーツが余らない点も好印象です。

韓国お宝アイテム(3)
不死鳥ロボといえば韓国ではコイツです。

さて韓国お宝アイテムのトリをとっていただくのは、「テコンV」と並ぶ(国産)メジャースーパーロボット「WOOROEME(ウレメ)」です。
 「ウレメ」は韓国の有名コメディアン(現在は文化人)のシム・ヒョンレ氏が監督した、特撮+アニメのシリーズ作品。
以前紹介した「飛影」の「鳳来王」風のロボ(↑画像左)は、ウレメシリーズ初期の主役メカでしたが、今回紹介する「DXウレメ」はパッケージによると「ウレメ6」の主役メカのようです。
 この「ウレメ6」はDX超合金風パッケージ入りで、本体ロボ、トリメカ(ジェットファルコン風)、バックパック飛行メカ、シールド、ライフル、剣(なぜか途中で四角くなっている)という構成。
全体的なイメージは(金色の頭部のイメージもあって)ミクロマンのアイテムを感じさせます。
各パーツを組み替えて様々なモードを再現できるというギミックも、ミクロマンアイテム的かもしれません。
一応、メインと思われるモードは、背中にバックパック+本体前面に豪快にトリメカを装着したタイプ、トリメカとバックパックを分離したタイプ、さらに下半身を飛行メカに分離、上半身+足でガンタンク風と言った感じでしょうか?
現在ボクの手元に「ウレメ6」のビデオがないので確認できないのですが、韓国アニメロボット玩具のお約束通り商品とアニメではかなり違ったデザインになっているようです。

韓国お宝アイテム(2)
よみがえれ!不死鳥の化身(消防車風)

韓国お宝アイテムの第2弾は、「存在する」という情報はあったものの、長らく現物を見つけることが出来なかった韓国の「フェニックスキング」(画像左)と、こちらはオマケの中国の「TRANSFORMERS GENERATION 3」(画像右)です。
 「フェニックスキング」は、「いんちき万歳!」のトークライブや上映会に来たことがある方ならご存じかもしれませんが、韓国のオリジナル劇場アニメ作品で、
「謎の宇宙人(ホワイトベースに乗った青い顔のジオン兵)に地球が侵略される。
主人公の少年と少女は、フェニックスの化身が眠る山(岩?)から伝説のロボ、フェニックスキングを復活させる。フェニックスキングに乗り込んだ2人は侵略宇宙人を撃破する。」
というストーリー。
この主役ロボ「フェニックスキング」のデザインが、そのまんまダイアクロンの消防車ロボ(あるいはTFのインフェルノ)、当然玩具もタカラのソレを元に発売していたようです。
ダイアクロン版との違いは、塗装や一部成型色以外は、アニメ未登場の武器であるヒートホーク(Zガンダムの武器セットに入っている物を流用)と、バンパー部分にフェニックスの証である不死鳥のモールドが入っている点。(これ以外I-KA所有の個体は放水ホースパーツがついていないが、元からなのか欠品なのか不明)
なぜか、パッケージにはハシゴパーツが取り外した状態で入っており、取り付ける時に折れそうで非常にドキドキします。
 もう一方の「TRANSFORMERS GENERATION 3」は、ブリスタパック入りの商品。
最初に見かけたのは、台湾のゲームセンターの景品交換所で、コレ欲しさにコインゲームをやりまくりました。(のちに中国で腐るほど発見)
「GENERATION 3」という節操のないネーミング(ファミコンのいんちきゲームでよくあるネーミングセンス)が秀逸なのですが、この手のいんちきTFでは御法度っぽいサイバトロンマークもしっかりそのまま添付されています。
「GENERATION 3」というネーミングからも解るように、このインフェルノはGENERATION 2版インフェルノのいんちき版で、GENERATION 2版インフェルノの追加アイテムである水鉄砲パーツの「外側半分」だけが付属しています。
ちなみに、個体によって黄色いパーツと青いパーツの成型色が入れ替わっている物も確認されています。

韓国お宝アイテム(1)
みなぎるぅ〜光子力!

おまたせしました、以前から予告していた「韓国の濃いネタ」です。
今回は「韓国オリジナル・マジンガーシリーズ」の落とし子「マジンガーX」です。
以前ロフトでボクが行った上映会で「マジンガーX」をご覧になった方は
「マジンガーXってグレンダイザーそのままのデザインだったはずでは?」
と思うかもしれませんが、今回紹介するのはグレンダイザーとは似ても似つかぬデザインの
「マジンガーX」です。(このマジンガーXとアニメとの関係は不明)
マジンガーカラーを、マジンガーっぽくなく配置したカラーリング(パッケージは比較的それっぽい)のこの「マジンガーX」ですが、正体は「ジャンブー・ガラット」にオリジナルの頭部と「X」の胸パーツを装着した物です。
当然「クルット」状態に変型も可能で、こちらの状態でも胸の本来「G」だったマークが「X」に変更されています。
当然日本での「ガラット」放送以降の商品のハズですが、商品パッケージのデザインなどに時代を感じさせるものがあります。